ホームページ1000 制作・ビジネス徒然日記

初期費用¥0 小さなお店・事業のためのホームページ制作【ホームページ1000】の制作日記とビジネスについてのあれこれ

「検索順位乗っ取り」事件


先日懇意にしていてSEO対策を施し、安定して検索上位に
来ていたクライアントのホームページが
突如「乗っ取られて」いたことが判明。

 

検索結果にはクライアントのホームページが表示されているのに
クリックすると別のホームページに飛ばされるという事態。

 

よくよく検索結果を見てみると、タイトル、説明文は
クライントのホームページのものなのに、URLが別のものに
すり替わっているではありませんか。

 

何とそのURLは乗っ取った先のURLとも違う、
アメリカの信頼のあるスポーツサイトのようなのです。

 

「検索順位 乗っ取り」で検索してみると
数は多くないのですが、このような状況に
陥ってしまっている人が何人かいました。

 

どうやらこのような手法は「ネガティブSEO
と呼ばれているようです。

 

どのような手法か、かいつまんで説明すると、
この「ネガティブSEO」には

 

ターゲットの検索上位のホームページ(A)
検索エンジンに評価の高いホームページ(B)
検索上位にしたい悪意あるホームページ(Z)

 

という3つのホームページが登場します。

 

今回Aは当方のクライアントのホームページ
Bはアメリカのスポーツサイト
Zが乗っ取ったホームページ

ということです。

 

技術的にどうやったかは分からないのですが、
とにかくBの特定のページをハッキングして
Aのソーズを上書きします(ミラーリング)。

 

そのハッキングして上書きしたページを
Googleに読み込ませます。

 

するとBのページの方が評価が高いですから
検索上位に来ます。

 

そのままだとハッキングしたページが
表示されてしまいますから、リダイレクトして
Zのページに飛ばす、という構造のようです。

 

要するに上位にある順位のサイトを乗っ取って
時間と手間を大幅に省いてお手軽にSEOしちまえ、
ということです。

 

Google著作権の削除申請や、キャッシュのプロテクトを
かけてたりしてようやく元にもどりましたが、
戻すのに1ヶ月ぐらい要しました。

 

Googleの対応は遅いし悪いし、いやーマジで大変でした。

 

特にアフィリエイトサイトなどが狙われやすいようなので
くれぐれもお気お付けあれ。

 


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